「プロフェッショナル・コーディネーター」①
似合いもしない流行りの服をすすめられても、
こちらの用途を無視した靴をすすめられても、
値段でも色でも形でもないこの気持ち。
今やファッションのように流行り廃りある「まちづくり」業界における望ましいコーディネーターについて、今日から少し考察してみたい。
商社、メーカー、通信業界と渡り歩いた僕。平成23年の震災を機に、行政との協働事業に数多く携わることとなった。
大手人材派遣会社、大学系社団法人、フリーランスとして、コーディネーターを見て聞いてそして、自分自身もやってみて思うこと。
本来のコーディネーターの意味から、あまりにもかけ離れた存在。それが様々なまちづくりに関わる、コーディネーターの現状ではないだろうか。
そもそも、「新製品開発など一つのまとまりをもったプロジェクトを全体として管理、統制する機構およびその人」がコーディネーターである筈。
多くのコーディネーターはこの「全体」をも知らされていない、すなわち手足の機能でしかなく「頭脳」を有しない、呼称としてのコーディネーターである。
なぜ、そのようなことになるのかは次回また…